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GhostDrift Finite-Closure Kernel v1 を Kaggle に公開しました

こんにちは、GhostDrift 数理研究所です。

素数重力 OS やエネルギー制御 OS の「心臓部」として作ってきたFinite-Closure Kernel(有限閉包カーネル)を、ついに Kaggle 上で公開しました。


無限をそのまま扱わず、必ず有限の窓と有理数だけで「この時系列は安全か?」をチェックするためのカーネルです。


この記事では、

  • 何を公開したのか

  • どこから触れるのか

  • どんな人に役立つのか

をざっくりまとめます。


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1. 何を公開したのか

今回公開したのは次の 3 点です。

  1. Finite-Closure Kernel のコア実装(Python ファイル)

  2. サンプル定数テーブル(Σ1 型の有理数定数)

  3. 30 秒で動かせる Kaggle Notebook と 20 秒デモ動画


Kaggle Dataset(コア実装)

この Dataset には、

  • ghostdrift_finite_closure_kernel_v1.py(カーネル本体)

  • example_constants_pg_delta.json(サンプル定数テーブル)

が入っています。私たちの Notebook からこの Dataset を Input として読み込めば、そのまま evaluate_kernel を使えます。


Kaggle Notebook(30 秒クイックスタート)


こちらは

  1. 3 点インパルス信号で最小デモ

  2. Yukawa ウィンドウの可視化

  3. Σ1 台帳(ledger)の先頭行を表として表示

  4. わざと定数を壊して「RED バッジ」を出すストレステスト

  5. PrimeOS / EnergyOS 風のシンプルな応用デモ

まで一気に入っている「お試し用ノート」です。


2. 20 秒デモ動画

YouTube: GhostDrift Finite Closure Kernel v1 – 20s Demohttps://www.youtube.com/watch?v=QdMMQIs8PTk

動画の中でやっていることは、とてもシンプルです。

  • Notebook 風のセルで 1 行だけ実行

  • delta_pos_hat が正になり、グリーンバッジが点灯

  • その下で、全計算ステップが Sigma-1 形式の台帳としてスクロール表示される

つまり、

「計算はブラックボックスではなく、 すべてのステップが有理数区間として残っている」

ということを、20 秒でイメージできるようにしたものです。


3. Finite-Closure Kernel で何が嬉しいのか

このカーネルは、単なるフィルタではなく

  • 無限区間の積分や「無限の尾」を、有限の窓と有理数に切り落として扱う

  • その上で、安定性マージン delta_pos が本当に「正」かどうかを、台帳付きで証明する

ためのエンジンです。

想定しているユースケースは、例えばこんな領域です。

  • エネルギーグリッドの安定性評価(周波数偏差や需給残差の時系列)

  • 金融リスクモデル(ボラティリティやストレスシナリオの応答)

  • 素数ギャップや Chebyshev 関数の差分など、数論系の時系列

  • ESG リスクやスコアの時系列の「意味的な安定性」を測りたいケース

要するに、

「このシステムは、有限な範囲でちゃんと閉じていて、 その中で安全マージンが残っていると言い切れるか?」

を、口約束ではなく数理的に言いたい人向けのカーネルです。


4. どうやって試せばいいか

一番カンタンな流れは次の通りです。

  1. Kaggle アカウントを作る(既にあれば不要)

  2. 上記 Dataset を自分の Notebook に Input として追加

  3. Quick Start Notebook を「Copy and Edit」して、自分のデータに差し替える

  4. signal = [...] の部分に、自分の時系列をそのまま入れて実行

show_kernel_summary(result) を呼ぶと

  • signal の長さ

  • ledger のステップ数

  • delta_pos の有理解区間

  • Green Badge / Red Badge

が一気に表示されます。


5. キーワードと今後の展開

今回の公開に関連するキーワードはこんな感じです。

  • GhostDrift

  • Finite Closure(有限閉包)

  • delta_pos(安全マージン)

  • ADIC(Arithmetic Digital Integrity Certificate)

  • Kaggle

  • Time series safety

  • Energy grid

  • Prime numbers

今後は、

  • エネルギー制御 OS

  • 素数重力 OS

  • ESG × GhostDrift × ADIC の「楽しい透明化デモ」

などと結びつけながら、「有限閉包 × Σ1 台帳」の世界を、もう少しずつ開いていく予定です。

もし Kaggle 上で触ってみて、「ここをこうしたい」「この領域でも使えそう」などあれば、コメントや SNS でフィードバックをもらえると、とても励みになります。

GhostDrift 数理研究所としては、


無限の霧ではなく、有限で検証可能な世界をどうやって広げていくか、

その一歩としての公開だと思っています。


 
 
 

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